アウディ RS6解説

RS6はアウディが2003年から2010年まで販売していたハイパフォーマンスセダンです。

アウディの「RSシリーズ」は子会社の「クワトロ社」の手によるスポーツモデルで、車名の「RS」はドイツ語の「Renn Sport（レーシング・スポーツ）」の頭文字からきています。RS6はA6をベースに、大排気量エンジンをメインに数百点以上もの専用パーツでカスタマイズされた特別モデルです。

エクステリアには専用装備となるハニカムメッシュのインテークグリルと専用バンパー、そして大きく張り出したワイドフェンダーが特徴的です。また、大きく広がりアグレッシブな印象をもたらすホイールアーチに収まるのは20インチのタイヤ＆ホイールがRS6が特別なクルマであることを主張しています。

ボディサイズはワイドフェンダーを装着したために若干ワイドになっており、全長4930ｍｍ、全幅1890ｍｍ、全高1455ｍｍとなっています。インテリアにおいても、カーボンや本皮などが用いられ、高級感がありつつもスポーティな室内になっています。

RS6の最大の特徴はハイパフォーマンスエンジンです。搭載されるエンジンは5リッターV型10気筒直噴ツインターボエンジンで、最大出力580PS、最大トルク66.2kgm、スーパーカーにも劣らない高出力エンジンです。その性能は最高時速280km/h、0-100km/h加速は4.5秒という圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

現在のRS6の中古車市場での平均価格は、約199.8万円となっています。(2020年6月調べ)RS6は中古車市場での流通台数が極めて少ないことが特徴です。状態の良いRS6をお探しの方は早めのチェックをおすすめします。