プレジデントは、日産が1965年から2010年まで販売していた最高級乗用車です。フルモデルチェンジされた4代目は2003年から2010年まで生産販売されました。日産プレジデントは、「やすらぎの移動空間を備えた、モダンかつフォーマルな最高級サルーン」をコンセプトに開発が進められました。
ボディサイズは全長5060mm、全幅1845mm、全高1500mmとゆとりのある大きさです。エクステリアはプレジデントの伝統である縦基調の大型ラジエーターグリル、サイドビューを引き締めるアルミ削り出しのピラーモール、安定感のある大型フロントバンパーを取り入れることで、最高の存在感と気品を感じさせます。
前方格納タイプ助手席の採用により、ゆったりとくつろげる広々とした足元スペースと視界の広さを確保しました。後席から足を伸ばせる助手席リラックスシートやシートバック中折れ機構付で、常に快適なサポートが得られる後席パワーシートを採用しました。また、便利な後席機能装備として後席用多機能大型センターコンソールを採用。くつろいだ姿勢で操作ができるよう、コントロールスイッチは利便性の高い配置です。
エンジンはパワーとトルクを実現した4.5リッターV8エンジン「VK45DE(NEO)」を採用。最高出力206kW/6000rpm、最大トルク451N・m/3600rpmを発揮します。
現在、日産プレジデントを中古車で購入したい場合、平均で約74万円という価格帯となっています。(2020年4月調べ)日産プレジデントはデザインや居住性に定評があります。良質な車体と出会ったら、早期の購入をおすすめします。