e-NV200は、2014年から2019年まで日産から販売された、NV200バネットをベースにしたミニバンタイプの電気自動車です。
日産e-NV200は、バッテリーをフロア下に搭載していることによる低重心化によって、コーナーでのぐらつきやステアリング操作からの応答遅れを低減。またサスペンションの高剛性化やセッティングにより、クラストップのショック吸収性を実現したことで、長時間乗っても疲れにくく、荷物をたくさん積んでも快適な乗り心地で走行することを実現しました。
走行用バッテリーから合計で最大1500Wの電力を取り出すことができるパワープラグ(100Vコンセント)を、前席側と荷室側の2ヵ所に採用。ビジネスにおける外出先での電源確保や、屋外でイベントを実施する際の電源提供、更には、災害時の電源としても活用することが可能です。
日産e-NV200は、NV200バネットにe-パワートレインを組み合わせることで、室内の広さや多用途性と、EVならではの加速性と静粛性を兼ね備えました。油圧式制御ブレーキの採用により、多くの制動シーンで回生が可能になったことで、満充電時には185km〜190km(JC08モード)の航続距離を実現します。
また、携帯電話やパソコンから操作ができる「乗る前エアコン」の操作を、e-NV200では、インテリジェントキーからも行うことが可能となり、お客さまの利便性を向上させました。ボディサイズは全長4560mm、全幅1755mm、全高1855mmです。
現在、日産e-NV200を中古車で購入したい場合、平均で約160万円という価格帯となっています。(2020年4月調べ)日産e-NV200は積載性に目を見張るものがあり、走行性やデザインも人気の高い理由です。良質な車体と出会えたなら、購入を考えてみても良いでしょう。