2013年9月13日に、マツダ株式会社から高い実用性と優れた燃費性能を特長とする軽トラック「スクラムトラック」が販売されました。ラインアップは「KCエアコン・パワステ」、「KX」、「KCエアコン・パワステ農繁」が用意されています。
軽トラックとしての使いやすさを追求した、充実の機能を装備。車体のレイアウトを見直し、クラストップの荷台フロア長2030mmの広い荷台を実現しながら、室内空間を拡大されました。作業しやすいクラストップの荷台は床面地上高650mm。フロントウインドーを前方に移動し、頭部前方の空間が拡大されました。また、配光性に優れるマルチリフレクタータイプのハロゲンヘッドランプを全車に採用しました。
さらにオーディオを視認性の良い上部に配置するとともに、周辺に豊富な収納スペースを採用。ティッシュボックスをそのまま置ける大型インパネアッパートレーを装備(助手席SRSエアバッグ装着車を除く)し、タオルや軍手も置ける、大型インパネアンダーポケットも採用しました。ペンを3本収納可能なインパネペンホルダーや、買い物袋などをかけることができるフックもグローブボックス下部に装備されています。
快適な走りと優れた環境安全性能については、エンジン「R06A型エンジン」の採用や車体の軽量化などにより、「KCエアコン・パワステ」2WD・5MT車ではクラストップの18.6km/L(JC08モード)の低燃費を達成。高張力鋼板を車体の随所に採用し、軽量化を図りつつ衝突安全性能を向上。56km/hオフセット衝突法規にも対応しています。ショートホイールベースの採用によりクラストップの最小回転半径3.6mを実現。「KCパワステ農繁」には、悪路走破時に威力を発揮する、デフロックや高低速2段切替え式パートタイム4WDを標準装備しています。