レクサスは、スポーツクーペ「RC F」をマイナーチェンジし、2019年5月13日に発売しました。
「F」は、2007年のIS F発売とともに、「公道からサーキットまでシームレスに走りを楽しめる」という開発テーマの下、レクサスの高性能モデルのラインアップとして誕生し、レクサスのスポーツイメージや、運動性能の進化をけん引してきました。
「F」の新たな一歩として今回発売した新型RC Fは、持ち味とする優れたパフォーマンスを絶え間なく進化させることを目指し、軽量化や空力性能のほか、パワートレーン、タイヤ、サスペンションなど、あらゆる点に改良を加え、常用域での軽快な走りと限界域における優れた操縦安定性を実現しています。
エクステリアは、「レース育ちのスタイリング」をコンセプトに、レースで培われた空力デバイスや形状を最大限スタイリングに織り込んだデザインとしています。
具体的には、フロントスポイラーのコーナーにカナード形状を取り入れてダウンフォースを向上させたほか、サイドのロッカーモール後端にアンダーカット形状をつくることでリヤタイヤ周辺の乱気流を抑制するなど、空力性能の向上を目的としながら、「F」としての独自性を狙ったデザインとしています。
また「F」の高性能と、進化への飽くなき挑戦を象徴する「Performance package」を新たに設定。日本のSUPER GTや米国のデイトナ24時間レースなど、モータースポーツで培った技術を応用。
CFRPの外装部品やカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーなどの採用でさらなる軽量化を実現したほか、加速性能・空力性能も向上させ、より高い次元の運動性能を追求しました。