TT RSクーペはアウディが2010年から2019年まで販売していたスポーツクーペです。 スポーツクーペのTTを、クワトロ社がさらに手を掛け、高性能でハイパフォーマンスなクーペモデルとして開発されました。
エクステリアは、ハニカムメッシュのシングルフレームや専用のフロントバンパーのほか、固定式リアスポイラーなどを装備。また、テールライトにOLED(有機発光ダイオード)をオプション設定しました。これはアウディの量産モデルとしては初の試みです。
インテリアにはインパネに設置された12.3インチのTFTディスプレイに、スピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーションシステムをはじめとする様々な情報を表示できる「アウディ バーチャル コックピット」を標準装備しています。
ボディサイズは、全長4191mm、全幅1832mm、全高1344mmとなっています。比較的コンパクトな仕上がりで、スポーツカーらしいスタイリッシュなフォルムを持つモデルです。
搭載するエンジンは、新開発された2.5リッターの直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジン。オールアルミ製のエンジンで、従来型より26㎏の軽量化を実現しつつ、新型のターボチャージャーと合わせて出力を60ps向上し、400psを発生させます。 7速Sトロニックトランスミッションと、フルタイム4WDシステム「クワトロ」を採用することで、400PSのパワーをいかなる路面状況においても確実に路面に伝え、優れた安定性を実現しています。
TT RSクーペは、現在も生産が続けられている高性能スポーツカーであり、現在でも平均で約663.1万円の相場価格がついています。それでも新車購入と比べて300万円ほどお得な値段となっています。