RS Q3は2020年にフルモデルチェンジをしたスポーティモデルのSUVです。またQシリーズとして「RSモデル」が初めて設定されたモデルでもあります。
エクステリアデザインは、初代モデルの柔らかいイメージから一変しつつ、存在感がある大型のエアインテークやハニカムメッシュを組み合わせたシングルフレームグリルは継続。専用デザインのリアスポイラーやリアバンパーなどRS Q3ならではの専用装備も走りを強調したアイテムとして独特な雰囲気を演出しています。
ボディサイズは全長4505mm、全幅1855mm、全高1605mmと、初代モデルよりも全体的に一回り大きいサイズとなりました。
インテリアデザインは、初代モデルよりもコックピット感が強まりつつ、操作性に優れたレイアウトとなりました。もちろん各所に「RSロゴ」加工やスポーツシートも健在で、SUVモデルでありながらも、走りを強調した装備がふんだんに採用されています。
エンジンは初代モデル同様で、2.5リッター直列5気筒TFSI直噴ターボエンジンを搭載。ただし、最高出力400ps、最大トルク480N・mとエンジンパワーは増加した数値となっています。そこに最新鋭の7速Sトロニックトランスミッションとフルタイム4WDシステム(クワトロ)が組み合わさることで、優れた操縦安定性と高速安定性の両立を実現しています。
現在のアウディのRS Q3の中古車価格は、平均で約300万円。ただしこれは初代モデルの価格帯で、現行モデルはまだ中古車として市場に登場していない状態です。