マツダ プロシードレバンテ解説

プロシード レバンテは、マツダが1995年から1999年まで発売したクロスカントリーSUVです。初代が1995年から1997年、2代目が1997年から1999年まで販売され、初代・2代目ともにスズキ・エスクードのOEMモデルです。3ドアと5ドアの2つのボディタイプがあります。

エクステリアは、 重厚感のあるフロントグリル、ボディの前後に採用されたブリスターフェンダー、膨らみのある面と洗練されたウエッジラインを採用し、パワフルでとスポーティな外観です。

インテリアは、フロントドアポケット、シートアンダートレー、キー付きグローブボックス、サングラスボックスなど、室内に多くの収納スペースがあります。後席には分割可倒式シートを取り入れ、シートバックを前に倒すと床をフラットにできるため、広々としたラゲッジスペースが確保できます。

ボディは3ドア車が全長3810mm、全幅1695mm、全高1740mm。5ドア車が全長4095mm、全幅1780mm、全高1685mmと、小型で取り回しの良いサイズです。ハンドルの切れ角を大きくとることにより、3ドア車で4.7m、5ドア車で5.2mと、ともに高水準の最小回転半径を実現し、小回りの良い操作性に仕上がっています。

エンジンは、中低速トルクが厚く高速域まで吹け上がる、使い勝手の良い2.0リッター直列4気筒DOHCガソリンエンジンを搭載。トランスミッションは4速ATを設定しています。

中古車市場では、流通台数が非常に少なく、平均価格は87万円と高くなっています（2020年4月調べ）。良好なコンディションの車体を見つけたら、早期購入を検討しても良いでしょう。