トヨタは2016年8月1日、「スポーツカーとしてのさらなる深化」をキーワードに「86」をマイナーチェンジしました。
エンジン吸排気系改良などによる低回転域からのリニアなトルクの立ち上がりを実現し、ショックアブソーバーのバルブ構造見直しによる優れた操縦安定性の確保など、走りの楽しさを演出。
また、フロントビューからリヤビューまで、空力性能向上をメインとした外形デザインを創出し、トヨタ最小径のステアリングホイールに加え、マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチTFTカラー)を採用するなど、クルマとの一体感を高めたコックピットを実現しました。
また、86はドライバーの感覚ひとつで思いのままに取り回せる『手の内感』や操る楽しさを体感できる『直感ハンドリングFR』をコンセプトに開発。世界唯一の水平対向エンジン(D-4S)超低重心FRパッケージを採用することにより、従来のスポーツカーとは別次元の走りの楽しさを追求しています。
デザインは、インストルメントパネルやドアトリムなどにグランリュクスを採用。内装質感の向上に加え、外光の反射を抑えることで集中してドライビングできる環境を作り出しています。
さらに、内装色をブラックで統一することで落ち着いた室内空間を実現したほか、Tメッシュカーボン柄加飾を施したドアスイッチベース・ヒーターコントロールパネルを採用し、質感を向上させました。
シート表皮にはパーフォレーション加工を施したアルカンターラを使用しています。