シルビアは、1965年から2002年まで発売されていたクーペです。初代は1965年から1968年までで、一度ラインアップから消え、改めて2代目モデルが1975年に登場。そこから7代目の2002年まで販売されました。シルビアは「見て、乗って、走って、エモーションを感じる軽快コンパクトなスポーティクーペ」という開発コンセプトの元に開発されました。
最終モデルの7代目シルビアのボディは全長4445mm、全幅1695mm、全高1285mmの5ナンバーサイズとなっており、エクステリアは疾走感を想起させるフォルムが特徴的。見た瞬間にスピード感と軽快な走りを感じさせるデザインです。低くスラントしたノーズは勢いを感じさせ、FRの走りを表現した踏ん張り感のあるリアフェンダー、ウエッジのきいた2本のキャラクターライン、サイドからリアに回り込むユニークな面形状などでシルビアが持つ「速さと美しさ」が感じられるスタイリングです。
インテリアは、室内に入った瞬間にドライブへの高揚感を掻き立てる空間とし、タコメーターをメーターパネルの中央に配置したほか、フロントピラーにブースト計を装備し、臨場感を醸し出しています。
エンジンは、spec-Rシリーズには、2リッター直列4気筒インタークーラーターボエンジンSR20DETを搭載、パワーウエイトレシオ5kg/ps以下を実現し、気持ちの良い加速を実現しています。また、spec-Sシリーズには、排気抵抗低減等により、出力向上した2リッター直列4気筒ツインカムエンジンSR20DEを搭載し、軽快な走りを実現しています。
現在でもシルビアの中古車平均価格は151.1万円とかなり高値で取引されています。(2020年4月調べ)状態が良く、手の届く価格の車体を見つけた場合は購入することをおすすめします。