シンプルなスタイリングや、コンパクトながら広い室内などスモールカー市場にハイトワゴンという新しい世界を創出した日産「キューブ」は2012年10月30日にマイナーチェンジしました。発売以来、国内で約27万台を販売しており、継続的な販売実績から、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
アイドリングストップを採用したことに加え、エンジンの改良や副変速機付きのエクストロニックCVTの採用などにより、燃費を19.0km/L(JC08モード)に向上(2WD車)。これにより、2WD全車がエコカー減税に適合し、自動車取得税と自動車重量税が75%減税となっています。
また、室内は柔らかいフォルムに包み込まれる、まるでソファのようなシートをコンセプトに、身体をゆったりと受けとめてくれるソファの感覚を演出。シートには“厚いクッションパッド”を採用し、柔らかい感触や肌触りを生み出す“縫製シート”を使用しました。フロントシートの座面にはスプリングを内蔵し、クッション性を高め、ソファらしい座り心地を生み出します。
室内はゆるやかに波を打つ曲線と、開放的な居住空間のインテリアをイメージし、バスタブに浸かっているような、リラックスした気分をもたらします。前席よりも後席のヒップポイントを高く設定するシアターレイアウトを採用。開放感を高めて、後席の快適性を向上するとともに、前後シート間のコミュニケーション性も高めました。コンパクトなボディにかかわらず、十分な室内高と長いホイールベースの採用により、居住空間は広々としています。