メルセデス・ベンツは、2016年6月2日に「メルセデスAMG SLC43」を発売しました。1996年のデビューから20周年となる今回の新型モデル導入によって、メルセデスのロードスターを表す「SL」と車格を表す「C」が組み合わされ、「SLC」と刷新されました。
SLC伝統のバリオルーフは、ルーフフレームにマグネシウム合金が採用され、大幅な軽量化と低重心化を実現。開閉操作を停車時に開始した場合、開閉動作は約40km/hまで継続されるので、交差点での停車を利用してルーフを開閉することができます。ルーフの開閉は約20秒で行われ、センターコンソールのスイッチで操作します。
「メルセデスAMG SLC43」には、メルセデスAMGが専用に開発した高出力のV6エンジンが搭載されました。最大圧力200barのピエゾインジェクターとスプレーガイド式燃焼システムによって、常に最適な燃焼状況を作り出します。さらに、クランクケースとシリンダーヘッドをアルミニウム製都市、軽量化も実現しました。
さらに、「AMGパラメーターステアリング」として、15.5というクイックレシオに設定されたラック&ピニオン式のステアリングを採用。リニアかつクイックなハンドリング特性を実現しました。
AMGのインテリアには、「ブラックアッシュウッドインテリアトリム」を採用しており、上質な素材を用いたスタイリッシュでスポーティなデザインが特長です。そして、ライト点灯時にセンターコンソールやドアトリムに浮かび上がるアンビエントライトは、ソーラーレッド、ポーラーブルー、ポーラーホワイトの3色から選択可能であり、夜間走行における社内の雰囲気を高めています。