アウディジャパンは、フラッグシップスポーツモデルのアウディR8 の一部仕様、装備を変更し、新型「R8クーペ」の販売を2019年8月24日より開始しました。
自然吸気V10 5.2リッターエンジンは、アウディの市販モデルとして過去最高の最高出力620PSを発揮し、7速Sトロニックトランスミッションがそこに組み合わされます。電子制御油圧多板クラッチ式quattro(フルタイム4WDシステム)は、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、極限の状況では前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクの伝達も可能です。また、低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダーオンデマンドを採用し優れた環境性能も両立します。
ASFは、アルミニウムと CFRPを組み合わせることで、さらなる軽量化と高剛性化を達成。ダブルウィッシュボーンサスペンションのアーム類などもすべてアルミ化し、前42:後58という理想的な前後重量配分を実現しています。
サスペンションにはアウディマグネティックライドを搭載し、ブレーキは耐フェード性に優れ、かつバネ下重量軽減にも寄与するカーボンファイバー セラミックブレーキを採用。新デザインの20インチホイールを標準装備しています。
またインテリアはフォーミュラカーをイメージさせるモノポストデザインを採用し、ドライバーとマシンの一体感を高めました。ステアリングホイールには、エンジンスタート/ストップボタンやアウディドライブセレクトのボタンを集約し、主要な操作をステアリングから手を離すことなく行えます。