トヨタGR GR スープラ の新車価格・新型情報・グレード・スペック

トヨタGR GR スープラ解説

新型スープラは、スポーツカーシリーズ「GR」で初となるグローバルモデルです。

モータースポーツを通じて「TOYOTA GAZOO Racing」が蓄積してきた知見やノウハウを注ぎ込み、「GR Supra」として新たに誕生しました。

2019年5月17日に発売されたこのモデルは、歴代スープラの特徴である「直列6気筒エンジン」、「FR」という2つの特徴を継承しています。

加えて「ホイールベース」、「トレッド」、「重心高」の3つの基本要素にこだわり、ピュアスポーツカーにふさわしいハンドリング性能を実現しています。

グレードは「SZ」、「SZ-R」、「RZ」の3タイプが用意され、エンジンは2リッターと3リッターの直列6気筒エンジンを搭載しています。3リッターツインスクロールターボエンジンでは最大トルク500N/mをエンジン回転数1600rpmという低回転で発生し、アクセルペダルの操作に応じた思い通りの加速が味わえます。また、トランスミッションは全車「8速スポーツAT」となっています。

ホイールベースの長さは86よりも100mm短い2470mm。ホイールベースとトレッド比の1.55という数値は量産型スポーツカーとしてはトップクラスの小数値であり、優れた回頭性に寄与しています。

重心高にも徹底的にこだわることで、86よりもさらに低い重心高を実現し、さらに前後重量バランスについても、コーナリング性能にとって理想とされる50:50の配分を達成しています。

開発中は徹底的に走り込みを実施。ニュルブルクリンクにおけるレーシングスピードでの走り込みはもちろん、欧州のカントリーロードやアウトバーン、北欧の氷雪路、米国のハイウェイ、日本のワインディングロードなど、世界中のあらゆる道で運動性能を鍛え上げることで、クルマを操る楽しさを感じられるようチューニングされています。

エクステリアは、エアロダイナミクスの中でも揚力の発生を抑えることに特化した形状に造形されており、フロント・リヤの空力バランスもスポーツカーとしての最適化を追求しています。

先進の予防安全技術を全車についても標準装備。安全性と快適性を高めるとともに、GAZOO Racingのテクノロジーをフィードバックした車両情報記録装置｢TOYOTA GAZOO Racing Recorder｣を搭載し、新たなクルマの楽しみ方も提案しています。