日産 フェアレディZコンバーチブル の新車価格・新型情報・グレード・スペック

日産 フェアレディZコンバーチブル解説

フェアレディZコンバーチブルは、日産が1992年から1998年まで日本で発売したオープンカーです。フェアレディZの4代目モデルとなるZ32型は、1969年登場の初代モデルからちょうど20年目にあたる1989年7月にデビュー。Z32型のコンバーチブルモデルであるフェアレディZコンバーチブルは、1991年の東京モーターショーでの大好評を受け、1992年8月に待望の正式発売となりました。

屋根である幌の開閉は手動式で、オープンにするとBピラーがまるでロールバーのように残ることがデザイン上の特徴でした。ボディサイズは、全長4310mm、全幅1790mm、全高1255mmと風格があります。車体のベースは2シーターのグレード300ZXで、独立したトランクリッド、幌収納用ストーレッジリッド、幌フレームなどはアルミ化されており、コンバーチブルの重量増はわずか60kg増に抑えられていたのも特徴です。車両重量は1520kgですが、重々しさは感じられません。

エンジンは自然吸気の3リッター、V型6気筒DOHCのVG30DE型を搭載。230馬力の最高出力を発揮し、力強く快適な走行を可能としました。サスペンションはマルチリンク、ブレーキはベンチレーテッドディスクを設定しており、安定した走りを支えます。

現在の日産のフェアレディZコンバーチブルの中古車価格は、平均で約101万円です（2020年4月調べ）。大変人気のあるクルマなので、コンディションが良好な車体を見つけたら早期購入を検討しても良いでしょう。