トヨタはセダンタイプの燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」を、フルモデルチェンジをして2020年12月より発売しました。
2代目となるMIRAIは、スタイリッシュかつセダンテイストを押し出したモデルとなりました。
多様なエネルギーから製造可能で地球環境・エネルギーセキュリティに貢献できる水素を燃料とするFCVも、燃料電池自動車としての性能が向上しています。
エクステリアデザインは大きく変更され、初代モデルがプリウスのようなデザインから、2代目はカムリやクラウンのような走りを彷彿とさせるスタイリッシュなセダンモデルとなりました。
ボディサイズは全長4975mm、全幅1885mm、全高1470mmと、初代モデルよりもひと回り大きくなっています。
インテリアデザインは、初代の未来的なデザインを継承しつつ、ドライバ―をしっかりと包み込むような仕上がりになっています。カラーリングも基本グレードはブラックを基調とし、引き締まった印象に。
上級のエグゼクティブパッケージはホワイトとダークブラウンの組み合わせで、高級感をかもし出しています。
2代目となるMIRAIは、5グレードから選択が可能となります。ベースの「G」であっても、充実した装備が設定されています。上級グレードは本革シートなどが採用されています。
MIRAIは次世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(トヨタ セーフティ センス)」 を全車に標準装備し、ドライバーに限らず乗る人すべてに「安全」を提供します。
MIRAIの中古車市場ですが現行モデルはまだ登場したばかりなので、市場に出回る機会は少ない状態です。初代モデルは価格も手ごろで、平均価格230万円ほどになっています(2020年12月現在)。もし燃料電池車に乗りたいという希望があるなら、初代モデルの購入がおすすめです。