FJクルーザーはトヨタが2010年から2018年まで日本で発売したSUV・クロカンモデルです。
「RuggedとFreedom、すべてはクルマを楽しむために」を開発コンセプトとして、2003年のデトロイトモーターショーで鮮烈なデビューを果たし、2006年に北米にて先行してFJクルーザーの販売が開始。
その個性的なデザインや、本格4WD車としての高い走行性能により、好評を博した1台でした。
エクステリアは両側大開口観音開きドアを採用した2ドアクーペのようなスタイリッシュな姿に、直立フロントウィンドシールドガラス、丸目ヘッドランプ、ホワイトルーフ、そしてTOYOTAエンブレムなど、力強くもモダンなパーツを施した個性的なスタイリングが特徴。
ボディサイズは全長4635mm、全幅1905mm、全高1840mmとなっています。
車内も快適で、ラゲージスペースはゆとりある積載量を確保。加えて防水および撥水ファブリックシートやラバー調素材のフロア、デッキカーペット、大型ドアハンドル、大型シフトレバーノブ、トランスファーノブを採用するなど、アウトドア志向の装備を設定した室内となっています。
エンジンは4リッターV6(1GR-FE)ガソリンエンジンを搭載。自らの意志で作動と非作動を選択できる4WD機構(パートタイム4WDシステム、リアデフロック、アクティブトラクションコントロール)の採用に加え、ショックアブソーバーにも最適なチューニングを施すことで、オンロードからオフロードまで快適かつ、本格4WD車として質の高い走行を可能としています。
現在のトヨタのFJクルーザーの中古車価格は、平均で約267万円です(2020年4月調べ)。近年まで発売されていた人気のクルマなので、車体の状態によっては早期の購入を推奨します。