【スバル レガシィアウトバックの基本情報】
スバル「レガシィアウトバック」は、1989年に登場したレガシィの派生車種で、SUVとステーションワゴンを掛け合わせたクロスオーバーワゴンモデルのクルマです。
現行モデルは2021年10月にフルモデルチェンジを実施し登場。現在で「レガシィ」の名を受け継ぐ唯一のモデルでが、このレガシィアウトバックとなります。
【スバル レガシィアウトバックのグレード構成は】
現行モデルのレガシィアウトバックのグレードは「1.8 リミテッド EX」「1.8 エックスブレイク EX」の2種類です。搭載エンジンは両グレードに1.8リッター水平対向4気筒エンジンとなります。
車両価格は「1.8 リミテッド EX」が429万円。「1.8 エックスブレイク EX」414万7,000円と、両モデルが400万円台となり、前モデルよりも価格帯は40~50万円ほど上がっています。
【スバル レガシィアウトバックのエクステリアデザイン・サイズは】
レガシィアウトバックには、アウトバックのキャラクターの合わせたコンセプト「アクティブ&タフ」や、スバルのデザインフィロソフィーである「ダイナミック×ソリッド」を取り入れたデザインです。
コンセプトに合わせたデザイン設計となるため、前モデルと大きな変化はありませんが、フロントマスクを含めて全体がシャープな仕上がりになっています。
ボディサイズは全長4870×全幅1875×全高1675mm(1.8 エックスブレイク EXは1670mm)です。ボディタイプは5ドアのクロスオーバーSUV。国産モデルとしては唯一のモデルとも言えます。
【スバル レガシィアウトバックのインテリアデザインは】
レガシィアウトバックのインテリアは、エクステリアデザインのシャープな印象同様に従来よりも力強く、スタイリッシュな印象を与えています。また、スピード感のあるシルエットも特徴的と言えます。
さらに開放的な雰囲気を演出するためにフロントガラスが拡大されていることも注目です。積載量もこれまで以上となり、561リッターとレジャーでも大活躍する容量を備えています。
【スバル レガシィアウトバックの搭載エンジン・駆動方式は】
レガシィアウトバックに搭載されているエンジンは1.8リッター水平対向4気筒となり、前モデルの2.5リッターよりもダウンサイジングされました。しかし最高出力は177psと、前モデルよりもパワーアップが図られています。さらにAWD(4WD)とリニアトロニックCVTの組み合わは快適なドライブを実現しています。
もちろんアイサイトはプリクラッシュブレーキ制御を改良したモデルを搭載。アイサイトの認識対象が、車両と同一方向に進行する歩行者や自転車であった場合、減速制御の作動タイミングを早期化することで、衝突回避の可能性を向上させました。
サスペンションのチューニング変更も向上されています。フラットな乗り心地と安定感のあるリニアなハンドリングは快適の一言です。またエンジン部品の軽量化やフリクション低減及び制御の見直しなど、燃費と静粛性の向上を実現させていました。
【スバル レガシィアウトバックを購入するポイント】
レガシィアウトバックは、全国各地で展開されているスバル系列のディーラーで購入が可能です。先行予約も好調な出だしで、納車までの通常よりも長い期間がかかることが予想されます。
新車の売れ筋グレードは
新型のレガシィアウトバックは2グレード展開となります。「1.8 リミテッド EX」は上質なフラッグシップモデル。「1.8 エックスブレイク EX」はSUVとしてのデザインを機能性を際立てたモデルす。グレードでそれぞれテイストが違うので、売れ筋という観点では区分けが付けづらく、クルマの使い方などで決めていく形となります。
ただし、価格としては「1.8 リミテッド EX」と「1.8 エックスブレイク EX」で15万円の差があるので、価格面で考慮してみてもいいかもしれません。
購入の注意点は
前項でも紹介した通り、レガシィアウトバックを購入する際、グレードごとの価格の違いに注意する必要があります。また、前モデルと比べて価格帯も上がっているため、同車の購入枠に中古車を加えて検討してみることもおすすめします。
価格帯や予算をしっかり考慮していれば、新型でも中古車でも安心して乗れるクルマであることは間違いないので、あとはクルマの使い方や装着装備など、ご自身の求める形になるかどうかが最大の検討要素となるでしょう。
【スバル レガシィアウトバックまとめ】
新型モデルが2021年10月に発売されたレガシィアウトバックは、国産車としては珍しいクロスオーバーワゴンとSUVを掛け合わせたモデルです。
デザインや使い勝手としてのライバルは、ボルボのクロスカントリーシリーズや、アウディのオールロードクワトロシリーズなどでしょう。ただし価格帯は200万円ほど違い、価格面ではかなりお買い得なクルマと言えるでしょう。
クロスオーバーワゴンということで、使い勝手と予算を考慮しながら購入検討してください。